2023/12/14 18:22

いつも当店をご利用いただきありがとうございます。


今日は当店で総力を上げて集めている”adidas”ヴィンテージトラックジャケット。
今回はそのアディダスがデサントと契約をしていたアイテムの70年代頃のタグについてご紹介させてください☺

アディダスとデサントのライセンス契約は1970年~1993年の23年間ございました。

契約がスタートした当初はアディダスのトレフォイルロゴ(三つ葉マーク)がまだ登場していない時代でデサント社の最初期モデルにはロゴがありません。フォイルロゴ呼ばれる三つ葉のようなマークが誕生し続々と製品にも付属されていきます。

このトレフォイルロゴは創業者であるアドルフ・ダスラーと、その妻であったケイト・ダスラーによってデザインされました。
古代スポーツの勝者に与えられた”月桂樹の冠”がモチーフでスポーツにおいて縁起のいい意味合いがつけられているそうです。

さて先ほども記載の通りアディダスとデサントの契約は1970年からですのでこのトレフォイルロゴ誕生までの2年間のトラックジャケットはこのマークが付かないモデルになっています。当店で入荷商品も腰にマークが付くものと付かないものがございますが、この理由であるものと無いものがあり、より古いモデルは”マークなし”となっています。

次に「首元に付くタグ」についての変化ですがadidasのブランド名の上に🄬(レジスターマーク)これもデサント社と契約がスタートした最初期の物にはなく、トレフォイルロゴが入る製品以降に🄬マークが首元のタグに入っているものが多くございます。

レジスターマークの無いモデル=60‘sという見解もありますが、これは海外のアディダスの商品であり、デサント社製のトラックジャケットに関しては契約スタートが1970年の4月なので🄬マークなしのタグは1970年代の初期ということになります。
製造国に関してはデサント社も初期で西ドイツでの製造を行っていました。ドイツが東と西と分断されていた時代のもので、歴史背景はいろいろありますが、希少な生産国という意味では価値が高いポイントです。いずれにしても西ドイツ製というのも初期にみられる製造国で80年代頃から日本での製造に切り替わっていっているのでこの辺りを探していくのも面白いと思います。

入荷商品もデザインの違いはもちろん。年代による違いもお楽しみの頂きながら商品選びをしていただくのも面白いかと思いますのでトラックジャケットをお探しの方は是非チェックしてみてくださいね☺

最後までお読みいただきありがとうございました。
また機会がありましたら末筆ながらブログ書いてみようと思います。

それでは実店舗もBASE店も引き続きよろしくお願いします。

Stoked Base 店長 藤井